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有益さマイナス5億

お酒の話を聞いてほしい

「お酒が好き」と人が言ったとき、あなたはどんなイメージをするでしょうか。

 

アルコールに強くてたくさん飲めるとか、飲み会でテンション上げるのが好きだとか。

 

社会人になってから知ったんですけど「お酒好きです」って言うと、イコールお酒が強いって思われて飲み会の席でめちゃくちゃ飲まされるんですよ。弊社のアルハラがやばいってのも、まあ大いにあるんですけど。

もちろんたくさん飲んでテンション上げるのも好きだけど、それだけじゃいなんだよなあってずっとモヤモヤしてたんですよね。

 

お酒ってひとことに言っても、その種類は無数にあります。

醸造酒と蒸留酒の基本的な製法の違いから、原材料の違い、ブランドや少しの風味の違いまで。

料理やファッションと同じでお酒もそれ単体としてあるんじゃなくて、その土地の気候・文化・政治とかの歴史の中で発達したもので、それを知ってるだけでただのハイボールを飲むのが格段に楽しくなるんですよ。

そういう文化的歴史的コンテクストも含めてのお酒が好きやなって。

 

例えばアブサンは原材料のニガヨモギに幻覚作用があるから、飲むと幻覚系ドラッグと同じ反応が出るんですね。今は法で規制されてるけど、昔はそうじゃなかったから芸術家とかがインスピレーションのためにこぞって飲んだりしてて、ゴッホもその1人。今でいうラッパーのマリファナみたいなもんです。

そんで一説によると彼がメンをヘラって耳を切り落とした原因のひとつに、アブサンの飲みすぎがあるとかないとか。

実際にオランダで売ってるアブサンには、ラベルにゴッホの自画像が使われてるのもあったりします。

そういうこと考えながらお酒飲むと、格段に楽しくなる気がしませんか。私は楽しい。

 

あと、お酒を楽しむには必ずしもお酒に強い体質でないといけないという訳ではないなあって。

好きな映画のことを考えながら映画モチーフのカクテルを飲んだり、そういう1杯を大事にするような飲み方も素敵だし、それも「お酒が好き」に入ると思ってる。

 

 

お酒って20歳になれば飲めるようにはなるけど、車の運転みたいに誰かが基礎から教えてくれるもんじゃないのも、お酒を嫌いになってしまう人がいる一因な気がするんですよね。もちろん体質的に絶対にNGな人もいるんですけど、なるべく多くの人が、自分に合った楽しみ方をできるならハッピーなのになあって。

でも本屋さんに行ってもお酒カテゴリーの書籍って「カクテル大全」「ワインのアロマ習得辞典」とか、ある程度お酒が好きで知識の(おまけに色々と楽しめるだけのお金も)ある人向けの専門性の高いものが多いんですよね。

 

だから20代とかの同世代がお酒を楽しめる入り口になるような本が作りたいです。

 

以上、アルコールに強くても弱くても、文化としてのお酒の楽しさが伝わるようなZINEが作りたいなっていう話でした。

熱意が冷めない内の忘備録も兼ねて。

もっとちゃんと勉強して今年中には出せるといいな。